日本酒は「和」の心
こんにちは。bien-美宴の𠮷田綾子です。
2013年、「和」を世界へ!という思いを掲げて、bien-美宴を立ち上げました。
それ以来、様々な活動を通して「和」の意味について様々なことを考えさせられています。
皆さんにとってはどのようなイメージですか?
私は日本酒を世界へ広める活動をしておりますので、やはり日本文化全般としての「和」が強いですね。歌舞伎、書道、華道、茶道、着物、などなど。
日本は本当にたくさんの魅力的な文化が詰まった宝庫だと思います。
ただ、この日本を表す「和」の一文字。
最近、つくづく深いなぁーと思うんですね。
お酒を飲めば楽しくなり、初対面の人であっても、国籍が違う者同士でも仲良くなる。
お酒は世界平和に貢献してる!って思います。
もちろん飲みすぎて、本音でぶつかりあってケンカ勃発!なーんてこともありますけど。
平和の「和」、人間関係の「和」なんですよね。
日本酒にはワインとは違い、ついでつがれての文化がありますよね。
最近では大きめのグラスで1人ずつ飲むことも多くなりましたが、
小さな盃に、まぁまぁと相手を常に気遣い、人間関係の壁を取っ払い和ませる。
和みの「和」
人を思いやる心、優しい気遣い、配慮。
これこそが、美しい日本人魂だと思います。
さらに、造りのことに関して少し触れると、
ワインは畑で収穫したブドウを潰して発酵させたもの。ワインのシンプルな造りに対して、
日本酒は蔵人さんたちの技術力によって、蒸したお米を、米麹にしたり、酵母にした後、
全てをあわせる。足し算の答えのことを「和」と言いますよね。
お米を変化させ最後に全てを足しあわせて。酒蔵の杜氏さんたちの手によって調和され美味しい日本酒が出来上がります。
調和の「和」
日本酒とは単なるアルコール飲料ではなく、日本の心、伝統や人の優しさが詰まった飲み物だということ。
これからも、素晴らしい人たちとのご縁という「和」を大切に、日本酒の魅力を世界に発信していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
bien-美宴
代表 𠮷田綾子
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