落語とお酒『花見酒』
こんにちは。
飲兵衛(淑女でありたい)あかりです。
あたたかくなってきましたね。
3月17日には福岡で開花が発表されたようですよ。
天気予報と桜の開花予想を見ながら、ソワソワ、わくわく♪
お花見はいつにしましょうか??と相談中です。
お花見が日本人の楽しみになったのは江戸時代からだそうです。
八代将軍・徳川吉宗が桜を植えて整備し、自ら無礼講の宴を開いてお花見を開催!
この後に、お花見文化が広まったといわれています。
花より団子と申しますが・・・
花よりお酒の飲兵衛さんは・・・
わたしだけではなく、江戸時代にも登場するわけで
落語『花見酒』をご紹介したいと思います。
仲のよい兄弟分、花見に行きたいがお互いスッカラカン。(お金がないということですね)
兄貴分が花見をしながら湯呑み一杯のお酒を五銭で売って儲けようと提案します。
酒屋で三升のお酒と酒樽と五銭を借り、酒樽を担いで、桜の名所である「向島(むこうじま)」へ行きます。
後棒(あとぼう:担ぎ棒の後ろのほうを担ぐ者)の弟分は朝から何も食べていなくて、お酒のいい匂いが漂ってくるので、もうたまりません。
我慢ができない。。。
兄貴分はそれならさっき酒屋で借りた五銭で買って飲めばいいじゃないか?と言います。
まことにごもっともで、弟分は兄貴分に五銭渡し、湯呑みに一杯ついで美味しそうに全部飲んでしまいます。
これを見ていた兄貴分も飲みたくなって、今もらった五銭で一杯飲みます。
こうなると「止まらない」「止められない」のが飲兵衛さんの可愛いところ (笑)
最初の五銭も、三升のお酒も、酒樽もお湯呑みも、全て借り物なんですよね!!
どうなりますことやら
続きは、春風亭一之輔さんの『花見酒』
YouTubeで、ぜひお聞きになってくださいませ。
全国各地に桜の名所がありますね。
場所は違っても、綺麗な桜を見て、幸せな気持ちになりましょうね。
混雑を避けたり、お天気予報と相談したりしますと
やっぱり、ご近所さんの桜が一番美しい!と思うかもしれません。
今年は、どのお酒を連れて、花を愛でに参りましょうか??
それでは、また!
今日も平和に一合か二合を!
0コメント