シンガポールで日本酒イベント(その2)

2022年12月21日

オーチャード ランデブー ホテル内のUNKAI SUSHIでペアリングディナーを開催しました。

シンガポールはアジア圏内でも最も日本食レストランの進出が多く、外食の選択肢のひとつとして定着しています。

メイドインジャパンの食への信頼は厚く、高いけれども安心・安全であるというイメージがあります。日本食を楽しむために日本へ旅行するシンガポーリアンも多いそうです。

数日前に急遽決まったイベントだったにも関わらず、UNKAI SUSHIのユージンシェフが、

こんなに素敵なフライヤーを作ってくれました。

UNKAI SUSHI のインスタのストーリーにもアップしていただき、ありがとうございます。

ご提供しました『天賦』のふるさとは、焼酎の本場、鹿児島県です。


日本三大砂丘の1つに数えられる吹上浜がある日置市吹上町に、1845年創業の老舗の焼酎蔵、西酒造株式会社があります。皆さまもご存じ、芋焼酎の『富乃宝山』『吉兆宝山』『天使の誘惑』などで知られる蔵です。代表取締役社長の西陽一郎氏は8代目当主。山形・高木酒造で銘酒「十四代」を生んだ高木顕統氏は大学の先輩で、酒造りに関して熱く議論をされた仲だそうです。高木氏からの助言を受けて、美味しい日本酒を造るための工夫をこらした最新設備を導入し、他県から蔵元杜氏を招き、産声を上げたのが『天賦』です。

今回は、純米吟醸、純米吟醸 雄町生酒、純米大吟醸をご用意しました。

おいしそうですね。

(今現在、空腹でブログを書いていることを後悔しております。 笑)



ご参加の皆さまは、日本酒の味の違いを敏感に分かる人が多かった印象です。

「ファーストインパクトは、生酒などフレッシュ感あるものが良かったけど、食事と一緒にずっと飲み続けていると、純米吟醸のようなスッと体馴染みのよいものが美味しい」

と、まさに食中酒として理解されているような感想をいただきました。



前日飛べなかった藤井氏が無事にご到着されまして、

想定していなかった『想定内』(藤井氏が手にしている日本酒です)もちゃっかりご馳走になれました! 

この日ご参加された方はラッキーですね♫


ご参加いただきました皆さま、ありがとうございます。

美宴の会はいつも不思議なことがありまして、今回も然りなのですが・・・

お酒を全く飲まれない方(日本酒だけではなく、どの種類のお酒も飲まれない方)がお二方ご参加くださいました。

お酒がなくても、とっても楽しんでいただけたご様子でした♫



それから、なんとサプライズが!!

前日の試飲会に来てくださった方が、

先約がおありで、UNKAI SUSHIディナーにはご参加はできないのに、数分だけ立ち寄ってくださり、ホストの私たちに、励ましの言葉とプレゼントを持ってきてくださったんです。

(うれし涙)

心が温かい方の素晴らしいお気遣いに感激しました。



最後に前日の試飲会終了後の一枚を!


bien - 美宴

「和」を世界へ 多種多様な価値観を受け入れ、 伝えることの大切さを感じ、 日本酒を始めとする日本文化の魅力が少しでも多くの方々へ届くよう願いを込めて、 人の和、日本の和を広めていきます。